2002年2月


2月4日(月)晴れ

人間万事塞翁が馬
昔、中国の北辺の塞のそばに住んで居た老人の馬が逃げて行ったが、
数ヶ月たって、駿馬を連れて帰ってきた。その老人の子がその馬に乗り落馬して足の骨を折った。
お陰で、子は兵役を逃れて命が助かった・・
人生の禍福は転々として予測できないことの例え。

長女はスポーツトレーナーを目指して専門学校へ行ったが、
活躍していた陸上も部活に失望し、専門学校でありながら、カリキュラムの矛盾に悩み、失望して
退学してしまった。人生最初の挫折だったと思う。
そのあとも好きなスポーツを続けたくて水泳のインストラクターを仕事に選び、
頑張っていたものの・・わずか数ヶ月で膠原病を患い、離職せざるを得なかった。
数ヶ月の入院、退院してからも月に何度かの通院。
無理をしない生活の範囲で仕事の許可をもらった。
今は昨年立ち上げた会社で事務をしてもらっている。
彼女は事務を嫌っていたが、やらせてみるとなかなかすごい!
今日は、はじめての決算申告をするために経理士に出張してもらった。
まず「これ全部一人でやっているのですか?」と経理士。「イエス」
「簿記や会計を習いにいったのですか?」「ノー」
「すごいです。完璧でしょう。」
事務職を知らない人にはわかってもらえなくても、私にも、経理士にもちゃんと解かる。
それに彼女の明るさはお客様にも度々お褒めに預かっている。
親馬鹿と思われてもかまわない・・彼女の頑張りに時々目がうるんでしまう。